日々の読んだこと観たこととか日記とか色々

色んな読んだことと観たことと考えたこと

焦燥感

さっきから、焦燥感を持て余してて、どうしたら治るのかわからなくて、飲酒している…。

 

ここまで酷いのは、一年ぶり。

留学してたとき、一度なった。

ホームシックなのか全く関係ないのかはわからないけど、自分のなかの感情が整理できなくて、でもわーわーわーと死ぬほど叫び出したくて、ルームメイトがいるから電気を付けらんないリビングで、結局のところは2枚の絵を描いた。

 

あー帰りたい帰りたい帰りたい、日本へではなく、おうちに帰りたいおかあさんのところへ帰りたいおなかの中へ帰りたい。

 

おうちは自分の家ではない

おかあさんは私の母親ではない

おなかの中は、私の母親のそれではない

なにもかもを内包してくれ許してくれる場所へ

 

あるよねそういうこと、みんなそう思ってるよね…?

 

でもそんな場所がないということも知っているので、今日もあーあーあーあーあーと叫ぶのです…

封ミュについて:辛辣な感想あり

1月17日に観劇しました!

最初懸念されてましたけど、蓋を開けてみれば大変評判が良かったですね〜!

チケット譲渡出されまくってた時はどうなるかと思ったけど、評判は良いし席は大体埋まってたし、原作ファンとしては本当に安心しました。

以下腐ってない目線で感想だよ!

 

 

感想:

太公望役の人の演技が…過剰というか…煩い。とにかく煩い。声をやたら張り上げての表現?と間の取り方が下手というか…。1つのシーン毎になんだか長っちろくて間延び&飽きてしまう…言葉尻が汚いのも…。暴力的な汚い言葉使い。太公望はもう72歳なんだから、もう少し落ち着いていると思うのだけど…役者さんとの解釈違いといってしまえばそうなんだろうけど、演技にメリハリがないと思いました。。。怒鳴ってるだけ。漫画としての表現と3次元での表現では違うのだから、漫画で吹き出しがでかく大声を出していても、同じ様にしていてはダメだ…。続編を是非にと思うけど、そこら辺は本当に変えてってほしいなぁ。。観ててキツイ。

後ろ姿は完璧簡略化望ちゃんでお衣装すごいと思いましたw可愛いw

 

妲己ちゃん、可愛かったー!悪女というより小悪魔ギャルでしたけど笑。原作の妲己ちゃんは背高いのであのお衣装でもスタイルの良さがキープできてるけど、役者さんは身長低めなのかな?リアルでやったらちんまりしちゃって、傾国の美女感が失われてましたね。。残念。バランスなんかをもう少し役者さんに合わせて作ってくれたら良いのかなぁ。

妲己ちゃん、良かったんですけど、、ちょいちょい他の人を叩いたり蹴ったりするのね。原作ではあんなこと1回もしてないじゃないか、原作スープーのセリフにも、“妲己は支配者タイプで自分自身では仕掛けてこない、手下にやらせる”てゆーのがあるのに、あんなに安っぽい攻撃してたらラスボス感、強敵感ゼロよ…。やはり小悪魔レベル…。殷を好き勝手に自分の遊び場にする程度のキャラなら十分良いんですけど…原作読んだのかなな?一番でかい野望を最後まで誰にも気取らせなく、最後まで一人勝ちしてったキャラですよ…太公望他、誰もが勝負にもならなかった、そんな人なのにとてもそうは見えなくて…うむむ…

申公豹もねぇ…何千年も生きて色んなことを超越してる存在なので…それを踏まえてのミーハーだったり面白いことが好きな方なのでねぇ、単にお笑いキャラになってて…。最強の道士の地位を自他ともに自覚しており尊敬され恐れられている人なのに、なんだか軽い…。黒点子がいなくて寂しかったけど、いたらもっと軽くなってたのかもな…。

 

哪吒はねぇ、もう仕方ない、飛行表現としてセグウェイは最良の選択だと思う。でも出てくるたびに笑っちゃって。でも表情も演技も良かったよ!哪吒として完璧!哪吒はまだまだ子供なキャラなのを、よく理解できた演技でした。

楊戩さんも上手かったよねぇ。え、おかしくない?てとこが一個もなかった!王子!ごめん推しじゃないからあんまり見てなかった!でも良かったよ!

 

殷氏は、、なぜそうなったの…?この舞台、ちょいちょいギャグのセンスが不明だ…関東の笑いなのかな…関西勢?としてはギャグが滑りまくってる、だらけまくってる感じがすごくするんだけど…私だけでしょうか…。

賈氏と黄氏もねぇ、、アンサンブルのお衣装のまんまでも良いんだけど、せめてその時だけでも鬘つけられないかな…賈氏ちゃんの最大の魅力、特徴の長い黒髪は表現しても良かったんじゃないかしら。。あんなに殷に忠誠を誓っていた飛虎が裏切る選択をした程愛した女性なのに、なんか一モブだったからさ。。賈氏が殺されることで歴史が動いた重みがない…。

 

飛虎も聞仲も良かった!大人が入ると締まりますね、舞台の空気が。

聞仲様が歌っても違和感なく、上手でしたね。

 

天化〜〜!天化はねぇ、我が生涯最推しキャラですけど…正直本当に期待してなかったの!でも素晴らしかった!原作通りとはまったく思わないけど、天化がそこにいるというのはわかった!理解できた!天化はロリっこだと思ってるんだけど(顔の作りとか表情とか口調とか、熱い戦士でもありながらも正しいファザコンだし純粋に可愛いし)ロリ具合も役者さんと同じ解釈で(w多分www)違和感なく天化が3次元になってそこにいました。最推しだからこそ期待してなかったんだけど、すごく良かったよ!初日付近のレビューでは、原作通りにしすぎてタバコくわえたまま喋って滑舌死んでるってゆーのを見たので、ちょい待ってよwと思ってたけど、そんなことなくてよかったw

しかしなんで姫昌さまと兼役?出てる長さを考えたらそりゃ出てる時間軸被ってないけど、1幕ラストで天化出てこないし寂しかったよ…

武吉ちゃんとの接触事故も上手ww事故感はんぱないwたしかに天然道士の武吉の走行スピードで人とぶつかったら、対自動車事故レベルには吹っ飛ぶよねwww周公旦悪くないww

 

 

漫画原作の舞台化は宝塚が至高と思ってて、本当にかの劇団は最高のものを完璧に作り上げてくれるんですけど、それがあるから全く期待してなかったんですけど、全体的に良かった!もちろん上記諸々不満はあるんですけど、続編を是非作っていただきたいなー。お兄様を是非3次元化して頂きたい〜!アンサンブルにシャンシャン持たせて、ラーラーラーをやってください!!モブ100くらいで参加したい^p^

その場合、天化クラスタは天化の傷を負うシーンおよび封神シーンを3次元で見せられるのか?(原作で負った心の傷が未だに、20年近く経っても全く癒えてないのに^p^)とは思うけど…未亡人オタだから仕方ない…^ ^

まぁ歌はねぇ、誰のも全く印象に残ってないし、やっぱり本業が歌う人達ではないから仕方ないとは思うんだけど、総じて上手ではないですよね;ならばミュージカルにせずストレートプレイにしたらいいのに??てすごく思うんだけど、封神に限らずなんでどれもこれも2次元の舞台化はミュージカルにしてるんだろ???全くそっちのことに詳しくないんだけど、ミュージカルにすることで何か旨味があるんでしょうか??

 

なんだか文句ばっかになったけど、楽しかったよー!!

大奥 16巻

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https://www.amazon.co.jp/大奥-16-ヤングアニマルコミックス-よしながふみ/dp/4592162765

 

意地悪そうなお顔な宮様!!!w

 

16巻、幕末まで来ましたね。

倒幕〜明治初期?の男女が正史(多分。最近ではこの漫画の設定こそが正史ではと思ってしまうw)に戻るまでなのかな、なので、もう少しで終わってしまう…と寂しい思いでいっぱいです。

が、面白いです、やっぱり。

終わっちゃうかも先を読みたくないなぁ、なんて微塵も思わせない。ページを捲る手が止まらない。

この作品には、悲しみを感じていない将軍及び女性・男性は皆無と言っていいのですけど、この巻でもやはりただの意地悪な宮様じゃなかったですね…。和宮さまの“左手がなかったのでは”疑惑をここまで膨らますとは。圧巻です。

次巻は和宮さまの母君と土御門さんのエピソードでしょうか。

 

家定の時も、エピソードの一つ一つが本当に本当に悲しくて酷過ぎて泣きに泣いたものですが…家茂にはあまり悲しい思いをして欲しくないなぁと切に願ってしまいますね…御心が清いだけに…。

歴史や歴史上の政治に詳しくはないので、今後の予想などもしない・できないで、次巻の展開を待ちたいと思います。

 

思えば遠くに来ましたね。事の始まりは家光だった。春日局のヤケクソ、無理やり、ただのエゴ、と思うような行動から二四〇年余りも経ったのか…。結果、それは良かったのか悪かったのか。

既に誰も何も覚えている人もなく、男性上位の世界であったとは考えもしない世代から、(恐らく)男性上位となる世界への変貌か…。

そりゃ現代でも、耐えようもなく悲しい思いをして生きている人々もいるし、そうでなくても悲しさなんて絶対評価なので比べられる訳ではないけれど…、少しでも皆が健やかに幸せに生きられる世界への変貌を願ってやみません。フィクションなら尚更ね。

 

そういえば、この帯の文章も秀逸ですね。

この作品を知らない人から見たら、「和宮が女なの、当たり前じゃない?」て思うに決まってる言葉であり、「え、どいうこと」と興味を持たせたり考えさせたりする(その時点で既に手中に入っている)素晴らしいコピーだなと思うわけです。

ヤリヘン

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1、2巻と本で買って、3巻からは電子のみになってしまった。本で欲しかった

エロ編集者とエロい作家の話

でもなかなかラストが良かったよ、早坂さんさすが!

カルビ先生と今宮さんとユトリ小林がどうなったか気になる

まだ1回一気に読んだだけなので、また最初からじっくり読みたいと思います

 

カレー沢さんは闇を描くのも上手いですね。。。読んでて辛いよ

 

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ウィーンのシシィミュージアムで購入。

オーストリア皇后エリザベートについて。

 

エリザベートに関する書籍は何冊が読んでいたので目新しい情報はあまりなかったけど、それでも沢山の写真や肖像画が載っており、なかなか読み応えがありました。

 

やはり息を飲む程美しいですね。化粧も盛れるアプリwもないのに、ここまで美しいとは。f:id:sssmmmkkk:20180929144754j:image   f:id:sssmmmkkk:20180929144906j:image

幸せな生涯を送って欲しかったなぁと勝手ながら思ってしまうけど、彼女の人生が本当に幸せなものであったら、ここまで世界のヒロインにはなってなかったでしょうね。それでも私は彼女が好きなので、そう思わずにはいられないけど。自分の美しさだけが拠り所っていうのも辛く悲しいことです。

 

ゴールデンカムイ

面白いと話題になってて、色々な噂も聞くので、全巻一気にレンタルしてハマりました。

日露戦争アイヌの知恵と金塊と山海川の美味しいモノと。

濃い内容であり飽きない。

もっと早く出会いたかったと思いました。

 

個人的には、アイヌの少女という、明治のみならず現代でも差別対象になる(日本人でも白人でもない&女&子供)というフルコンボでも一般日本男子(主人公)が差別はおろか、きちんと尊重してくれる態度がすごく良いと思いました。まぁ稀有な例ではあると思いますが、無駄に男の子達の目を楽しませる為に裸やパンチラが描かれるのが日本の少年漫画の一部ではあるので珍しいな、と。

温泉シーンでも、そんなシーンのサービスカットの大多数はおっぱい晒した女の子たちですが、金カム(本漫画の略称)は、筋肉を晒した男の子達というところが新しいと思いました。

 

色んな映画、絵画、歴史上の人物のオマージュ・パロディがあり、気付くと「ふふっ」と笑える所なんかも良いな、と思えます。

 

インプットが膨大すぎて、未だに感想としてきちんと言語化しきれないけど、ちゃんと一巻ずつまとめてみたいと思ったり、そんなの不粋だとも思ったり。f:id:sssmmmkkk:20180910232149j:image

 

物語のなかとそと

江國香織散文集

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エッセイと短編集がバラバラに入っていて、執筆時期も時系列では並んでいません。

2週間程かけて読んだ。

一回に一編か二編ずつ。

なぜならば、いっぺんで読もうとすると、頭が狂ってくるからです。

エッセイの次に短編があったりその逆もしかりで、脳がその情報の統一性の無さに対応しきれなくなって疲れるので。

 

エッセイとは言いつつ、このひとのは、小説みたいな感じなので、創作かエッセイかなんていう分けること自体が野暮なのかもわかりませんが。